ワガママ

ピンポイントで彼に会いたいって伝えたら、

彼が時間を作って長距離移動で会いに来てくれた。

忙しいのに、我儘を言ってごめんなさい。


ドアが開いて彼が部屋に入ってきたとき、

我ながら興奮しすぎだと思った(笑)

抱きついて離れたくなくて、けど冷静な彼が、

「リュックくらい下ろしていいか?」って。


彼とベッドの上で過ごしていたかったの。

けど、いざそうするには、お腹が減りすぎてた。

私はラーメンが食べたくて仕方なし。


「そんな感じでいいの?キラキラディナーは?」

って、彼は素敵な和食を見つけてくれたのに、

私はラーメンがいいって、また我儘を。


まずはビールで乾杯からの餃子。

いきなりラーメンは「待て」の制止が入った(笑)

色々つまみながら飲みたい彼と、

ラーメン炒飯に釘付けの私。

こういうご飯も大好き。

たぶん私の舌は子供のまま。


帰りは持ち込みもOKのバーに寄り道。

私が欲しかった黒胡椒ポテチがコンビニになくて、

なんと、塩ポテチと黒胡椒を買ってきて、

即興の黒胡椒ポテチを作ってくれた。

「売ってなかった」じゃなくて。


そうやって叶えてくれる。

あーーー、カッコ良すぎる。

まただ。


彼に結婚したくなったって、伝えた。

彼は、結婚はない、学習能力のないやつだって

バッサリ。


なによーって言いそうだけど、その通り。


結婚もラーメンもデートの約束も、

その時、思い浮かんだままを伝えてしまう。


彼は、私がして欲しいって言うこと、

行ってみたいって言うところ、

たぶん頭の中で瞬間シミュレートしてくれる。

超高性能CPUを搭載しているから。


だから、私が荒唐無稽なことを言うと、

彼に余計な負荷をかけちゃうんだと思う。


甘い言葉じゃなくて、CPUと行動で。

ずっとそうだった。

とても大事にしてもらっている。


ありがとうじゃ足りなすぎて、

けど、ありがとうしか思いつかない。

大好き。

欲求不満

ガーッと仕事すると、男性ホルモンが出るのかな。

朝から夜中までハイテンション。


出社するたび、帰りに飲みに行きましょうって

毎回誘ってくれる元気な野球男子がいる。

ハイテンションとは言え、飲みに行く気力はなし。

そんな体力があったら、夢のよう…

毎度断ってて、もはや挨拶になっている(笑)


私の「会いたい」も、彼にとっては、

挨拶みたいなのかもしれない。


でもね、本当に彼に会いたくて仕方なくて、

会ったら押し倒しちゃうかもしれない。


会いたいだけじゃなくて提案も、と思うと、

(それは結構プレッシャー笑)、

本人にはなかなか言えなくて、

悶々と一人、会いたがっている。


したいことも、行きたいところも、

食べたいものも、特にないんだもん。

会って、顔見て声聞いて触りたいの。


どこでもドアがあったら。

サッとドア開けて、彼をギュウして、

モフモフしてスリスリして、

サッと撤収する。


彼に、次に会ったらどこにも行かず、

ずっとベッドの中にいたいって伝えたの。

彼は、いいよって言ったけど、

たぶんすぐにベッドから出ちゃうよ。

ああ腹減った、我慢できない、とか言って(笑)


会えない時間に愛が育ちすぎてて、

ジャングルよ…