D-3 Night

夜は素敵な和食のお店。
本当に本当に素敵。
洋風のオシャレな外観のお店で、
めちゃ美味しい和食。


彼はずっと前から予約してくれていた。
前に一度来て気に入って、だから今回もって。


「前も女の人と来たの?」


何聞いてんだろ、私。
違うって言うに決まってるじゃん。
信じてるって言う割に、
信じるって決めたくせに、
私は行動に矛盾があります。
ごめんなさい。


オーナーはニコニコした素敵な女性で、
穏やかで、初対面だけどホッとしちゃった。
色んなシャンパンを用意してくれていた。
彼が来るから張り切ったんだって。
彼とカンパイできて幸せ。
遠い街だけど、いつもの感じになって、
なんか安心した。


お料理はどれも、見ているだけで幸せ。
素晴らしい和の味なのに、目でも楽しかった。
大きなしめじ、すごかったな。
どれもがっついてしまって、写真撮れば良かった…


彼とお酒飲んでご飯食べるの大好き。
何話したか忘れちゃったけど、
すごく楽しかった。
素敵な時間をありがとう。
ノートに書いた願いより、もっともっと
夢みたいな3日間でした。


帰り際、彼がオーナーとハグしてるのを
タクシーの中から見てたとき、
彼にはやっぱり年上の包容力のある女性が
似合うなぁって思った。
あんなに毎日戦って、疲れ果てた彼を癒す人。


私の不安の花は満開で、でも彼は、
タクシーに乗ったら自然に手を繋いでくれる。
大丈夫、私は私。


駅には、アルファベッドがパタパタって
回転するやつ(何て言う?)があって。
彼とじーっと次のメッセージを待っていたら。


GOD BLESS YOU


すごくない?
私たち二人へのメッセージ。


声に出して読んだ私に、彼は
「そんな本気で言うことあるか?」って苦笑い。
本気だよ。
まるで宇宙からもらったメッセージ。


彼から受け取る愛は偉大すぎて、
私はどう返したらいいのか途方にくれる。
いつも好き好き言って、ジタバタして、
私は子供っぽいまま。


彼をもっと知って、もっとわかり合って、
いつも安心して愛し合うこと。


私の恋の目標なの。
大丈夫。
まだまだ時間はたっぷりある。