19時08分

彼と待ち合わせたタクシー乗り場。


仕事帰りの人たちが一斉に駅に向かって歩く中、

背が高くてゴツい彼が、パッと目に入る。

たちまち、私の目がハート(≧∀≦)

どうしよう、カッコ良すぎる。


「久しぶりだね」って、やっと言った。

緊張しちゃって、ドキドキして、

彼に慣れるまで、少し時間がかかる。


近くにもレストランが沢山あるのに、

わざわざタクシーに乗って、

離れた美味しいお店に連れて行ってくれるって。

ただでさえ長い距離を移動したのに、

荷物も重いのに、優しすぎて泣いちゃいそう。


タクシーの運転手さんにナビしながら、

彼の手は私の脚を触ってる。

目線は窓の外なのに、手だけ。

彼に慣れてないドキドキに、更なる上乗せ。

息が止まりそう。


お店は素敵な和食屋さん。

「おー、お久しぶりです」って、

こんな遠くのお店でも、そんな感じなの。

びっくりした。

別の常連の方の話とか、おすすめ食材の話とか、

彼と食事に行くと、お店に入った一歩目から、

楽しい時間が始まるの。すごいよね。


カウンターで美味しいねって言いながら、

大将の職務質問の話で笑って、

アホだって怒られて、富乃宝山飲んで、

ヤリイカ、シャキシャキで美味しかったな。


2軒目は行かず、「部屋飲みするか」って。

コンビニに寄って、ウイスキーとか、

カップ麺とかお菓子とか、カゴに沢山のお買い物。

彼は酔ってコンビニに行くと、カップ麺を買う。

そして結局食べないの(笑)


このローテーションに薄々気付きつつ、

今回もやっぱり…


翌朝、もったいないから持って帰る?って、

そんなに持てないじゃん。

このやり取り、以前もあった(笑)


昨日はすぐに寝ちゃったな、ごめんなって、

そんなの、遠いところからわざわざ時間をかけて

会いに来てくれただけで十分なんだから。

疲れが溜まっていそうで、休んで欲しかった。


隣にいる彼に、おはようって言えるの、

すごく幸せ。

この時間が大好き。

待ち遠しかった。