エクスプレス

彼に、ごめんねとありがとうを伝えた。

今までのこと。


無自覚に彼に甘えすぎていた。

これからは、彼に子供みたいに

ぶら下がって甘えるのじゃなくて、

横に並んで、お互いがお互いの支えに

なれたらいいなって思う。

金八先生の、「人という字は…」のやつ。


またしても、上手に伝えられなかったけど。


さてさて、ランチは念願の。

知らない土地の、初めての地下街。


彼が学生時代に彼女と待ち合わせしたって、

その頃は元気一杯で、その彼女と色んな所で

たくさんしまくったんだよなーって言う、

その入り口から。

ほほーう、そうなんだ(笑)


私も、その頃も彼と付き合いたかった。

私も、彼とたくさんしたかったなー。


彼の歩くまま、歩いて、

お店の外まで漂う香ばしい香り。


彼も私も、大盛りを頼んだ。


空きっ腹にビールで乾杯。

一杯飲んだだけなのに、真っ赤っか。

彼はさらに飲み進めて、涼しい顔。


ついに、待ってましたのお膳が目の前に。

いい香りのタレたっぷりのご飯とともに、

香ばしい皮とふんわりの身を噛み締めた。


大盛りご飯は、一合くらいありそう(笑)

だけど、口の中がご飯でいっぱいなのを

ごくんとするのが嬉しくて、どんどんすすむ。

彼が熱々のお出汁と薬味を追加で頼んでくれた。

食べ方まで、最高のやつを知っている。

名残り惜しく、ペロリと完食。


ものすごいお腹になって、ふぅーって大満足。

ミシュランみたいな彼で幸せ。

ありがとう、本当にありがとうございます!!


おいしかったーーー(≧∀≦)