2018 matome 6

その日の忘年会は当初、女のみの予定が、

「くるりんさんに会いたすぎるメンズ達も

参加します!!」ていう連絡があって、

すっかりテンション落ちてしまった。

そういう事言われるの、本当に面倒くさい。


なのでヨガウエアの上からざっくりニットと

デニムというやる気のないスタイルで。


全く忘年会テンションにならないので、

気つけ薬がてら、夜の帝王の顔を拝みに

寄ってみた(笑)

彼に会えるなら、もっとオシャレすれば

良かったな。

あまりに近所のコンビニ行くみたいで、

彼も「これで忘年会行けるの?」って。

忘年会は素敵なビルのお洒落イタリアン。

やっぱりマズイよね(笑)


襲いかかろうとする彼を制して、

清く忘年会に参加しようとすると。


「忘年会早く抜けて、俺とメシ行こうよ。

忘年会で何も食わずに腹減らして来いよ」


→さすが王様(笑)、何も食うなって…


それで忘年会を抜けて、彼と水炊き。

カウンター席も久しぶり。嬉しい。


こんなことなら、もっと可愛い格好に

すれば良かった。


何度も悔やんだけど、彼は平気そう。

髪だってノーセット、メイクもナチュラル?

というかチャチャっと眉毛とリップクリーム。

5分もかからなかった。

メイク道具も持ち歩いてなくて、

彼に会う前にお直しとかもできない(涙)

恥ずかしい…

薄暗いカウンターで良かった(笑)


カウンターの隣に経営者風の

男性二人がやって来た。

そしたら彼は、サッと肩口を引き上げて、

「エロいから、ちゃんと隠せ」って。

男らしい!カッコいい!大好き!


デニムのゴワゴワでも脚を触ってくれて、

髪を撫でたり、肩を抱いたり。

帰り道も、私は歩くとすぐ汗ばんじゃって、

手がベタベタするのが恥ずかしくて、離そうと

したら、「代謝良くていいな」って

余計ぎゅうっと握ってくれた。


マンションに帰ってすぐ脱がされそうで、

その時、ハッ!と気が付いた。

上はナイキのスポーツブラで、

下はユニクロのシームレスショーツ。


「待って、ダサいから本当に見ないで」


でも、恥ずかしくて逃げる私を捕まえる

ハンター気質全開の彼。

あっという間に襲われた。


その後、賢者となった彼の塩対応と言ったら(笑)

ユニクロパンツのせい?


お風呂も一緒に入ったけど、

二人でお湯に浸かって変顔エクササイズ。

爆笑しまくったけど、ロマンチックはゼロ。


お風呂上がりは二人とも黙々とストレッチして

ソファでテレビ見ながら彼のお腹を枕に

寝入ってしまった。


「風邪引くぞ」ってお父さんみたく起こされて

二人でベッドへ。

「おやすみ」を言い合って瞬殺で私は夢の中。

おやすみのチュウも忘れちゃった。


嬉し恥ずかし朝帰り。

「年内くるりんに会えるの、これで最後か?」

って言うから、絶対違うよー!!!って

何度も念押ししておいた。

まだまだ会うよ。

あと3週間も残ってる。