ありがとうを改めて

毎日、何回言ってるかわからないけど、

直接でも、メールでも、チャットでも、

ありがとうってたくさん言っている。


それだけ、親切にしてもらっているということ。

周りには、優しい人がたくさんいる。


まだコメント欄をオープンにしていた何年も前、

ここで素敵なコメントをたくさん頂いていた。

その頃は、彼のこともめちゃくちゃ悩んでいて、

仕事も腐って嘆いていて、悩み相談室みたいで。

たくさん励ましてもらったり、褒めてもらって、

なんとか前を向いていた。

その頃仲良くして頂いていた方の多くは、

もうここにはいないのかもしれないけど。


お金を稼ぐのは大切だけど、

それを目標にするのは違う。


その言葉がやっと少しだけ。

4年くらいかかってるし、ブログも5年…

理解力がなさすぎた(笑)


当時、困難にも意味があって起きてるはずって

その言葉はとても受け入れられなかったけど、

ここにきてやっと、そう思えるようになった。


仕事も、以前よりずっと肩の力を抜いて、

頑張ることを頑張るのを目標にはせず

(頑張ります!なんて口が裂けても言わない)、

ちょっとだけ楽しくできるようになった。

昔の私みたいに、今にも泣きそうに頑張ります!

って言う子に、大丈夫、何とかなるよって

笑って言えるようになった。


いつかのきっかけで、この記事を見つけて、

ほんとに大丈夫なのー?って、

笑ってもらえるといいな。


彼と出会って悩んでブログを書いてコメントを頂き、

そういうこと全部が今の私の血となり肉となり、

今日に至っています。


ありがとう。

GREAT

職場復帰のひととき。


面識のない若い新人の男子たちが、
「初めまして、よろしくお願いします」って
並んで挨拶してくれてるのを見た同僚が、
「姐さん…」って爆笑していた。


20代の頃、めちゃくちゃ勉強した。
毎日早起きして自習室に引きこもって、
自習室が閉館する21時まで、ずっと。
その頃、大好きだった彼がいて、
結婚の話はしなかったけど、
はどんなの買いたいかとか、
家はどんな間取りがいいかとか、
ドライブしながら、よく話していた。


その彼は、いつの間にか、
バイト先の年下の女の子と、私と、
二股をかけていて、
発覚したその日に別れてしまった。


男は、若くて可愛い女の子が好き。
ガリ勉眼鏡の私はこわくて可愛くない。
一生懸命勉強して努力して、それが何だ?
その時は悲しくて頭の中が真っ白だった。
それでも勉強を続けた。泣きながら(笑)


フレッシュな新人を眩しく感じた。
私も、よく頑張ったなって思い出した。
山積み文献調査、英語に悶絶して、

エクセル関数がわからなくて目が真っ赤、
明け方のオフィスで辞めてやるー!って叫んだ。
机を並べて寝るのがいいか、
椅子を並べて寝るのがいいか、
真夜中に実験して同僚たちと転げて笑った。
そうやって頑張って、姐さんになった。


ずっと真っ黒だったオセロの盤上が、
パタパタと白に反転していく。
そんな気分。
力を抜けなくて、頑張ってしまった人生を
とてもとても愛しく思った。


私の周りは、ガリ勉眼鏡の男女で溢れていて、
華やかさは全くなし。
そういう環境を居心地よく感じるほど、
私もガリ勉眼鏡だったんだ。
こわくても、ブスでも、もういいの。


もっともっと刀を磨こうと思う。

不安もてんこ盛りだけど、もういいの。
きっと、これまでの私も喜ぶ。
未来は、今日の私が積み上がって出来ていく。